断捨離とは・・・
私、「断捨離」の意味をきちんと理解していませんでした。
「断捨離」とは
「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用し、
・断:入ってくるいらない物を断つ。
・捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
・離:物への執着から離れる。
として不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的である。ヨーガの行法が元になっている為、単なる片付けとは異なるものとされている。 (ウィキペディアより)
私は、単なる不要な物片づけ、だと思っていました。
でも、調べ続けてみると、ウィキペディアとは少し違うような気がしてきました。
自分なりにまとめると
・断:自分に関わっている物や情報、社会からいったん離れてみると、本当に必要な物やこと、自分の在り方等に気づける
・捨:持ち物だけでなく、考え方などからも離れると、自分の魂と向き合える
・離:全てのしがらみから解き放たれると、無垢な精神で生きられるようになる
精神論?のようなものなので、私には理路整然と言葉にできませんが・・・
昔ヨガを習っていた時、同じ動作でも、たまに逆に動かしたりしていました。
先生は「同じ方向にばかり曲げていると慣れちゃうでしょ。たまに逆に動かすと、痛いでしょ。これが大切なのよ。」と仰っていました。
当時は意味がよく分かりませんでしたが、世の中は諸行無常、これは、体の動きにも応用できる、ってことですね。
前にばかり倒していた動きを、たまに後ろに動かすことで、痛みを感じ(痛い)という感情が現れ、(前かがみに歩く癖があるのかな)→(姿勢を気を付けないとな)→(背筋が伸びたら若く見えるかな~)と、連鎖的に思考が広がりますよね。
私たちは、コロナの出現で、今まで体験したことのない経験をしました。
毎日会社に行く、私にとってはこの考えが180度覆りました。
急に自分を取り巻く環境が変わり、ストレスを受け、体を壊してしまっている人も多いと思います。
普段から「断捨離」の精神を実践し、「世の中は常に変わる」が大前提であることを認識し、立ち止まって(これでいいのかな)と考える時間を持ち、自分にとって何が最善かを思うようにしておけば、自分を疲れさせないで済むかもしれませんね。