メディアの報道に疑問を感じたら必ず読むべき一冊

いくつか自分なりの感想です。

嫌なヤツほど出世する、は正しい
自然界における競争原理主義によるようで、世界の研究でも実証されているらしい。
嫌なヤツが上の立場にいる・・・
うーん、これで日本は大丈夫なのだろうか。
納得はできないけれど、嫌なヤツのことは気にしないようにしようっと。

老いを恐れる必要はない
知性には「結晶性知能」と「流動性知能」があり、「結晶性知能」は長年にわたる経験及び教育や学習から獲得していく知能で、高齢者になるほど高まっていく、とのこと。
自分の経験、親から教わった経験、祖父母から教わった経験。私にもこれらの知識や経験が備わっている。
それを若い世代に伝えていくのも悪くないな、と思った。
押し付けるのでなく、若い人から「こういう時ってどうしたらいいのですか?」と聞かれるような人徳のある人になれたらいいですね。

成功に重要なのは共感力や感性
世界では成功に必要なのは、勉強でなく「非認知能力」という考え方が一般的になってきているようです。
非認知能力とは、ある論文の抜粋ですが、やり抜く力、自己肯定感がある、やる気、集中力がある、粘り強い、自制心がある、計画を立て、解決しながら前に進む、協調性、創造力、直観力。。。と書いてありました。
この能力は、「自然遊び」から得られる要素が多いことは専門家も認めているそうです。
私が小学校の頃は、土日も担任の先生が、色々な場所に遊びに連れて行ってくれていました。
私の担任の先生は、平日の業間休みでも学校の裏山の木登りに連れて行ってくれました。
学校の授業だけだと、勉強や体育ができる子のみが目立ってしまいがちですが、「外遊び」をすると、普段目立たない子が転んだ子の面倒を見たり、ターザンロープの名人だったり、で、クラス全員がイキイキしていたように思います。
それぞれが自分だけの得意分野を持ち、堂々としていた。授業中も意見をどんどん出していた。
・・・今思うと、先生は本当に大変だったと思います。感謝しかありません・・・
話がそれましたが、非認知能力、創造性を養い、自己決定権を持てば幸せに生きられるそうです。

あとは、私が想像していた外国の国民性が全く違っていたことに気づきました。
海外映画で、日本が中国?香港?的な描写で映像化されていることと同じように、私も海外のことを知らなかったようです。

1 thoughts on “メディアの報道に疑問を感じたら必ず読むべき一冊

  1. 松石雅子 より:

    最後まで読んで、読むべき一冊が具体的に示されていない?ようでした。
    「メディアの報道に疑問を感じたら必ず読むべき一冊」という、これが本の題名だろうかと思いましたが、そうでもない?ようです(?)。

    「非認知能力」、おもしろいですね。
    親は勉強しろ、勉強しろと言い、成績が3から4になっても、「5でない!」と。
    5でない子は、外遊びも部活も禁止。
    勉強なんて大嫌いでした。
    大人になってからです、学ぶことが楽しくなったのは。

    ここで書かれている「自然遊び」。
    すばらしいですね。
    いいなぁ。

    通知表で5が並んでいるよりも、「非認知能力」がある方がはるかに生きる力になりますよね。
    人生、何があるかわかりません。
    力を合わせ知恵を出し合って前向きに生きる力。
    それこそが大事ですよね。

    ”嫌なヤツ”な上司は、省みなければ生き残れませんよね。

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